嘘だらけの日露近現代史〜第九章&おわりに

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 売れ行き好調!

嘘だらけの日露近現代史 (扶桑社新書) 

 第九章は、エリツィンとプーチン。
 たぶん、エリツィンに関する「通説」は、笑ったと思う。
(コメント欄でネタバレしたら承認しません、とここで宣言)
 しかし、それも踏まえて、まじめな評価ってないよなあ。

 ここでカギとなる人物が、アレクサンダー・レベジ
 プーチンを「親日派だ」という人こそ、今は亡きレベジを知ってほしい。ネットでググれるレベジの情報なんて、たかが知れてるから。
 情報はネットだけど、知識は本。
 いずれも本物を提供していきたい。

 「おわりに」は、いつものごと何の本だかわからないようなあとがき。
 今回は「今さらながらの自己紹介」。
 先月のCHくららの特典で「封印版」を公開したけど、実はものすごい反響があった。
 なぜ私が日銀や財務省増税派に戦いを挑んだのかを書いた。
 
 長い戦いの末に白川の首を取り、金融緩和を勝ち取った。
 景気は回復軌道に乗り、世の中に希望が見え始めた。
 ところが、木下増税。希望は打ち砕かれた。
 我々は敗れた。しかし、仲間は増え続けた。
 そしてギリギリのところで去年の増税回避と追加緩和。
 自殺者が減り、特に経済的理由を苦にした30〜60代の男性の自殺が激減し、
 失業者も減り、再び希望が見え始めた。
 たった一年半の猶予かもしれないが、その間にできることはある。

 私の仕事は言論活動。
 今後はネットと出版で業界のど真ん中を突っ走る覚悟をした。

 この連載、完。