本日19時(予定)に倉山塾でメルマガを出します。
題名は「皇族は政治的発言をして良い」です。
お仕事が終わりましたら、お読みください。以下、冒頭。
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一国民としてお祝い申し上げます。
十一月三十日は秋篠宮殿下のお誕生日である。
おめでたい。
さて、記者会見での殿下のご発言が話題になっている。
全文はこちら。
マスコミはお婿さん問題に集中しているが、どうでもよろしい。
その中で、私が今回考えたい発言はこちら(要約)。
「宗教色が強い行事は国費で賄うのは適当かどうか。内廷会計で行うべき」
ちなみに、この発言の後に
「大嘗祭は絶対に行うべき。身の丈に合った儀式にすれば。これを宮内庁長官は聞く耳を持たなかった」
と続く。
全体を通して考えないと不正確かと思う。
中には「皇族は黙ってろ」「政府に逆らうな」と言わんばかりの人もいるが、
その根拠は何だ?
いっそ、「内閣法制局が決めた日本国憲法の解釈に従え」
と言い直してみたらどうか。
私が取り上げたい論点は以下。
一、皇族が政治と関わることについて発言すべきか。
二、皇族が政治と関わることについて発言してはいけないか。
三、宮内庁は誰に使える存在か。
四、大嘗祭を国の経費で行うべきか。
続きは倉山塾メルマガで。
あ・・・まぐまぐのメルマガのことじゃなかったのかOTL
「大嘗祭を国の経費で行うべきか」
これは悩ましい話ですね。
私は1000年を遥かに超える歴史のある皇室の儀式に
たかだか70年前にできた「政教分離」を当てはめること
自体が間違いであるという考えなので、違憲か合憲か
ということであれば合憲と考えます。
が、皇室と政府の健全な関係を追求すれば、
本来は政府が支出すべきではないとも考えます。
ただ、殿下のおっしゃる「身の丈」が年間3億程度という
現在の内廷費で賄えるという意味であるなら、そこは
お考え直ししていただきたいです。
天皇家のあとに「日本国」ができたというのに。バカがそこら中に往来。これも戦後教育の結果。神話時代から現在に至るまで常に天皇ありき。であったにもかかわらず。