尾身茂氏は信念の人か?

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日本最大の呪術師、現代の小早川隆景こと、尾身茂氏の一言。

コロナ分科会“お花見などなるべく控えて”

ほ~~う。

ならば、オリンピックなんか絶対にやってはならないはずだ。そろそろ決断の時が迫る。昨年は3月に決定した。

まさか、オリンピックはやるけど、花見はやるなとは言うまい。もちろん、一連のGoToキャンペーンなんちゃらにも反対のはずだ。

もしオリンピックやらGoToを政府がやると言い出したら、尾身氏は「ならば、すべての政府の職を辞めさせてもらいます」と脅せばいい。今の尾身氏に逆らえる政治家などいるはずがない。

身命を賭して己の所信を貫くなら信念の人間として認める。

逆に、昨年までのように言を左右にするなら、ただの風見鶏だ。「花見に行くな」だの、「会食をするな」だの、「マスクをしろ」だの言われても、すべて無視する。

また尾身氏は殊勝にも「経済のことも考えて」とのたまわっていくれているらしい。ならば、財務省主計局に行って「十分な補償」をと訴えればいかがか。「十分な補償がないから自粛が上手くいかない。もし主計局が応じてくれないなら、責任は持てないので辞めさせてもらう」と脅すだけで十分だ。それで財務省が金を出せば救世主だし、受け入れられなければ英雄だ。ただし、それをやらないなら、強いものにはモノを言えないが、か弱き国民には言いたい放題言えるだけのクズだ。

さて、尾身氏が信念の人か、ただのクズか?

「花見に行くな」だの、「会食をするな」だの、「マスクをしろ」だのを聞くかどうか、そちらの態度を見てこちらで判断させてもらう。

どの命を救うのか、決めるのは予算の都合だ。どこかで諦めねばらない/倉山満 | 日刊SPA!