久しぶりの「黒幕の思惑をバラしちゃう」シリーズ。
安倍首相の思惑
場合一 軽減税率がまとまる
→財務省が喜ぶ。
バラマキで景気対策。
来年の参議院選挙では争点隠し。
どうせ相手が岡田である限り、負けるわけがない。
増税するのは先の事なので、その時に考えればよい。
場合二 軽減税率がまとまらない
→公明党が喜ぶ(財務省が怖いだけで、本音は増税反対なので)。
来年の参議院選挙はダブルをするか。増税阻止の大義名分で。
どうせ相手が岡田である限り、負けるわけがない。
増税するかしないかは先の事なので、その時に考えればよい。
部分的に見れば、安倍首相が財務省と公明党を天秤にかけている、上手く立ち回っているように見える。
では、上の解説に出てこない話をすると?
二階の思惑
場合一 軽減税率がまとまる
→財務省が喜ぶ。
バラマキで景気対策。
バラ撒け!バラ撒け!とことん、バラ撒け!
来年の参議院選挙では争点隠し。
どうせ相手が岡田である限り、負けるわけがない。
増税するのは先の事なので、その時に考えればよい。
公明党が怒って倒閣をしても、痛くもかゆくもない。
ギリギリまで安倍首相をかばい、公明党に最大限自分を叩く売るつける。
仮に安倍首相が逆襲できたら、最初から味方をしていたというフリをすればよい。
このシナリオの場合、アベノミクス終了は時間の問題なので、倒閣の必要すらない。
場合二 軽減税率がまとまらない
→公明党が喜ぶ(財務省が怖いだけで、本音は増税反対なので)。
来年の参議院選挙はダブルをするか。増税阻止の大義名分で。
どうせ相手が岡田である限り、負けるわけがない〔自民党は〕。
公明党がダブルを嫌がり倒閣をしようが、財務省が倒閣をしようが、痛くもかゆくもない。
ギリギリまで安倍首相をかばい、公明党や財務省に最大限自分を叩く売るつける。
仮に安倍首相が逆襲したら、最初から味方をしていたというフリをすればよい。
まとめると、
軽減税率がまとまり増税、財務省満足
→バラマキで何とか。公明党はダブルが無いので実は安心。
アベノミクス崩壊まで、待てばよいだけ。
軽減税率がまとらず増税阻止の選挙
→財務省が倒閣。衆参同日選挙なら、公明党も倒閣に走る。
実は、安倍さんの熱心な応援者のある人といつも議論している。
ある人「このままで安倍内閣が倒閣に追い込まれます」
私 「大丈夫です。倒閣してもらえません。
何もできなかった総理の烙印を押され、野垂れ死にするまでです」
病床でも、この状況を突破する方法はあるけど、それはやらないだろうなあ。
元気な時でも説得できなかった方法を、今の私が要路者に説得する自信などない。