日朝協議、大詰め?

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あえて、深く論評しないが、事実を記録しておく。

拉致再調査 北担当大使「制裁解除を見極め調査結果を発表」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140703-00000531-san-kr

【北京=川越一】北朝鮮の宋日昊(ソンイルホ)朝日国交正常化交渉担当大使は3日、北京国際空港で、日本政府が北朝鮮に対する独自制裁の一部解除を決めたことについて、「北朝鮮に帰って上層部に報告した後、具体的な内容について発表する」と述べた。また、特別調査委員会の調査結果については、日本の制裁解除の内容を見極めた上で発表する方針を示した。

 世間で誤解が大きすぎるので、これだけは解説しておかなければならないが、北朝鮮は「調査」などしていない。
 拉致被害者は完全管理されているに決まっている。
 だから、日朝交渉で「調査」というのは、
「労働党首脳が誰をどういう理由で何人返すかを話し合う」という意味だ。

 さて、この記事をよく読んで見よう。

 日本政府が北朝鮮に対する独自制裁の一部解除を決めたことについて、「北朝鮮に帰って上層部に報告した後、具体的な内容について発表する」

 ということは、日本が制裁を解除したことを見極めて何人返すかを決める、ということ。

 私は、あらゆる手段を使って、土下座しようが身代金を払ってでも、全員奪還できればそれでよいと主張してきた。
 しかし、食い逃げをされてはならない。

 白川討伐も、増税反対も、河野談合拡散も、すべては拉致被害者全員奪還の為であったことだけは強く言っておく。