国民民主党は最初から「マンボウと緊急事態宣言の違いが判らん」と明言、例の特措法でも反対投票した。立派だ。事態は予想の斜め下へ一直線。
本日より禁酒法、施行。東京都他では、酒類の提供が終日禁止。
いつから日本は知事が口頭で法を作れるようになったのだ?
黒川さんに謝れ(失笑)。
こんなの何の根拠もない要請にすぎないが、逆らうとどんな嫌がらせをされるかわからない。多くの店が命の危険におびえながら小池の命令に従っている。
しかし、去年からさんざん緊急事態宣言だの経済自粛だの人の動きを止めるとか言ってるけど、やった政策の効果を検証してんのか?
つい1か月前、「緊急事態宣言に効果はない!」って解除したのに、なぜこんなに早くまたもや緊急事態宣言?
去年、西浦某の提言に従って、日本経済そのものを止めた。壮大な社会実験だった。ならば、ここまでゼロコロナ路線の失敗が明々白々になった以上、逆の実験を行っても構わないはずだ。
すなわち、経済は止めない。これまでのコロナ対策をいったん全部やめる。
その理屈付けは何でもいい。科学性など、「明治神宮に参拝したらお告げが聞こえた」「般若心経を写経していたら光に導かれた」のレベルで構わない。それでも今の分科会の連中よりマシ。
だいたい、灯火管制なんて何の科学的根拠があるんだ?
せめて、スペイン風邪の時のように「マスク生活は続けるけど、経済は止めない」なんて、なんで選択肢に入らないのか? 「ワクチンが普及しますから、マスクだけはつけてください。お願いします」と言えば、たいていの人間は聞くだろう。俺は聞かないけど。(断言)
戦時中、「戦争に勝つためだ」を言い訳に、政府が勝手な命令を出し続け、国民は協力し続けた。
補償なしでの財産没収、贅沢の禁止、灯火管制・・・。
結果、政府の言う通りしていたら生きていけないので、闇経済が蔓延した。思うがままにならない政府はさらに統制を強め、ますます闇経済が蔓延る。
現に東京でも自粛やぶりの店も増えてきている。だから政府はヒステリーを起こして、ますます訳の分からない命令を乱発する。
菅首相も尾身との会見は西村大臣に任せたし、言葉の端々では思うところあるのだろう。
しかし、政治は結果がすべて。このままじゃ野垂れ死にだけど、それでいいのか?