何度でも繰り返す。
私はTPPに賛成とも反対とも言ったことはない。
ド~でもいい問題だからだ。
そもそも、TPPとは何ぞや。通商交渉である。戦後の通商交渉の歴史を少しでもかじれば、どういう流れかわかろうものを。
日米通商交渉に関するちゃんとした知識はこちらを。
そして、こんなニュース。
あれ?TPPはアメリカが日本を再占領する亡国最終兵器だったのでは?その人たち、今はどんな言論をしているのやら。笑
賛成派にも変な人が居たけど、「TPPを参議院で否決せよ」と言っていた某教授は論外として、「アメリカは条約よりも国内法を優先するから偉い。日本も見習え」と言いだす人には開いた口がふさがらなかった。
そういう人には、こちら。
手品の種明かしじゃないけど、なぜ私が「TPPなんかド~でもいい」と言い放ち、反対論者を胡散臭いと思ったか。
通商交渉の歴史をたどれば、TPPなんて賛成の立場の側が通すのに苦労する条約。それなのに、すべての戦力をTPP反対に注げと煽る。
戦前、「英米の世界支配に対抗せよ」と言いながら、ソ連の存在を華麗にスルーした偽装転校右翼と同じ臭いを感じたから。
騙されないためにも、ちゃんとした知識を学ばねば。
私は逆に今回のTPP騒動(笑)をメディアなどがやたらと盛り上げてくれたおかげで倉山先生や上司先生にたどり着いて、日本近現代史を含めてCGSやチャンネルくららで勉強をすることができました。
賛成or反対の短絡的な議論では見出だせないものがあることを勉強させていただきました。